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東京芸術大学日本画科合格者作品
モチーフの質感や重さが良く表現されていて、見応えのある作品です。
特に絵の主役である剥製のどっしりとした重量感と自然な光の状況に魅力を感じます。
また個々のモチーフも良く観察して描かれていて、構図や台の捉え方にも作者の安定
した力を感じます。(菅原 道朝)
構図、質感、光の状況、リボンの表情などから出来る事はひとつひとつ丁寧に表現
しようという真摯な熱意が感じられます。
このモチーフのような小花は一輪でメインとするよりも、2,3個ひとまとまりで見せ
てあげたほうがそれらしく見せられたと思います。(杉田 明子)
東京芸術大学日本画科合格者作品
にんじんの泥くさい感じやレンガのごつごつした表情を捉えています。
ただ木片がものになっていないこと、花の色味にもう一工夫ほしいところ等まだ課題は尽きません。
よく見たら、これは私の着彩です。(本多 翔)
東京芸術大学日本画科合格者作品
モチーフの重さが鮮やかな色彩で良く表現されています。
これだけ描写ができるようになってくると個々の物から受ける印象だけでなく、
作者が出された物を表現としてどう扱っていくのか。
描き手自身に興味の湧く面白さを感じます。(杉田 明子)
女子美術大学日本画学科合格者作品
固有色の鮮やかさが魅力的に画面に反映されています。
絵画として見応えのある作品だと思います、が、もしかすると好き嫌いの分かれるものかもしれません。
自然さ、その場の臨場感といった観点から見ると違和感を感じざるを得ません。
ですが描き手の明確な意志を感じるこの絵には清々しささえ感じます。
愛知県立芸術大学日本画科合格者作品
とれたて新鮮野菜…。画面を通して、ストーリーさえ感じさせるリアルさ、モチーフの扱いは参考になります。
東京芸術大学日本画科合格者作品
石膏像の量感、動き、質感などがよく表現されていて実感のある作品に仕上がって
います。しかし、石膏像の色が黒く見えてしまっているので、この後実際の石膏像
の白さに近づいていくような、調整の仕事が必要となってくるでしょう。
(菅原 道朝)
石膏像の白さと透明ゴムホースのごく淡いブルー、にぶい光沢の対比が美しく、描き
手が何に着目しているのか、絵を通して観る側に伝わる一枚です。
マルス像自体のフォルム、動きに不自然さを感じてしまうのが惜しいところです。
特に胴回りは像に沿うような具体的なタッチで追っていって欲しかったです。
(杉田 明子)
ダンボール、螺旋状プラスチック、石膏の関係など位置、形、質の違いが分かりやすく
目を引きます。作者がそこに注目して作画に取り組んでいるのでしょう。
モチーフの美しさとして実際の現象を昇華できたならより魅力ある、素晴らしい絵に
できる描き手の底力を感じます。(杉田 明子)
手前の花のこちらに迫ってくる様子が非常に丁寧に描かれていて、作者のそれを見せ
たいという強い意志を感じます。
それだけに奥の石膏が描き切れていないのが残念です。(本多 翔)
この作品からは、光と影を使ってブルータスをこう描きたい、こう見せたいという
作者の強いこだわりが感じられ、とても魅力のある作品に仕上がっています。
(菅原 道朝)
多摩美術大学日本画学科現役合格者作品
構成の基礎と上手さが見られます。
リンゴと、白い壁面と水とどれが見せたかったのでしょうか。
それらの関係性が上手くつながるとよりよい作品になったと思います。
(杉田 明子)
自然なやわらかい光が気持ちのよい作品になっています。
いやらしい過敏な演出をすることなく、素直にモチーフを観察し、自分のできる事を
しよういう姿勢に好感が持てます。
全体的にタッチが単調なのが少し気になります。(本多 翔)
多摩美術大学日本画学科現役合格者作品
自画像と鏡がモチーフの構成課題ですが、この作品からは少し不気味なような
作者独特の世界観が表現されていて、一枚の作品として充分に鑑賞できる内容
となっています。(菅原 道朝)
形を良く観察し、理解し順序をふんで制作された重厚感のある作品に仕上がっています。
光、白い空間に置かれた石膏像といった絵の中での状況説明と目の前にある実像を描き表す比率の均衡がとれたら言う事はありません。
東京芸術大学日本画科合格者作品
体と頭部の視点統一があまいせいでしょうか、首元に違和感があります。もう少し俯いた動きがあると思います。
しかし女性らしさの中にも堂々とした佇まいのあるパジャントの雰囲気がよく表現されています。
東京芸術大学日本画科合格者作品
ごつごつとしたブルータスの荒削りな印象が捉えられています。右肩の奥まっていく形の見せ方は参考になります。
作者の視点が安定していてみやすい作品です。マルス像が置かれている任意の台面と像自体の把握がなされています。石膏の白さがあればより魅力的になったと思います。
愛知県立芸術大学日本画科合格者作品
像を捉えている視点が安定していて説得力があります。
マルスの体のはり、俯瞰した表情などがこの視点により劇的な演出として役立っている構図取りの好例です。
東京芸術大学日本画科合格者作品
固有色の対比が美しい作品です。
渡された紙風船の扱いにも形を見せる工夫がなされています。
東京芸術大学日本画科合格者作品
風船がかすかな空気の動きに反応している風景。モチーフらしさを状況説明を使って描きあげている面白い作品です。