- 成田 史佳
- 千葉県立磯辺高等学校出身
- 東京芸術大学美術学部工芸科 合格
浪人して三年目、やっと春を迎えることができました。それは長かったような、短かったような…やっぱり長かったです。
千葉美で過ごした時間は楽しかったり辛かったり、私にとってとても濃い時間でした。
振り返ってみると私は、いつも上手くいくなんてことはなくて失敗も多かったし、それだから常に悔しかったり、落ち込んでたりしてた気がします。
要領も良い方ではなかったような…。
思えばコンクールでも一度も一番はとったことはなかったです。
受かっていった上手い先輩とは違うし、後輩のように勢いがあるわけでもなく、自分は何ができるのかと、いろいろと見失う時もありました。
でも人は人、自分は自分で。
努力の仕方は人それぞれであること。
その分責任を持たなければならないけど、自分自身でやるべきことを決めてやらなければならないということ。
それに気づいて開き直るまで時間がかかったけれど、自分の良い所、悪い所、できる事、
できない事を把握できたら自然に集中できるようになりました。
誰の声も届かなくなるくらい自信を失うこともあったけれど、最後に「大丈夫、受かるよ」って言ってくれた講師の言葉を信じて、自分でも納得できるようなものを試験場に残して来ることができました。
試験日は一番やりたいことができた日だったと思います。
受かり方は人それぞれだと思いますが、それでも自分に正直に、作品には誠実に、相手には思いやりを持って、そして意思を持ってやりきることが大切だったと今は思います。
最後にここまで鍛えてくださった講師の方々、ずっと応援してくれた友達、それからやりたいことをやらせてくれた家族に感謝します。
本当にありがとうございました。
素直に聞けない時もあったけれど、かけてくれた言葉の一つ一つが私の支えになりました。





